横岳縦走

赤岳で、冬山入門を終えたら次はもう横岳縦走。
ガイド登山なればこそです。

硫黄岳も赤岳も既に登っていますので、大同心稜から登りました。
お客様にラッセルさせてんじゃなくて、小同心バックに記念写真撮ってんだからね?

大同心稜、上部出口は風の通り道。

頂上直下のクサリ場へ。 踏み踏み道付けました。
トレースの無いときは、雪に踏み込むのにロープ必要です。 もっと雪多いと踏み込めなくて、せまーい頂稜行くことも。

頂上直前。 核心の写真はやっぱり無いです。

頂上通過。 三叉峰付近の写真はトップに使いました。

次の難所は鉾岳トラバース。諏訪側の風が強く、ガチガチなことも多い。確実なアイゼンワークで・・・ でも、ホントに悪いのは大雪後の雪崩そうな時ですが。

日の岳への出口。

一枚岩の険、降雪後は雪崩ます。 落としてから行くか、行かないか?
トレースが安定してればOK.。この時は石尊稜から踏みあとあった。

稜線上からの赤岳展望台

なんか吹きだまってるけど、雪の下は道あります。
先行は岩場の尾根道行った?

二十三夜峰を超えれば、横岳終了。 なんとなく風雲急なムードなんで地蔵尾根下ります。 自分の登山とは違う、ガイドの行程変更の相談はいつもデリケート。 山での時間に求めるもの、リスク労力と見返りの勘案、極限を求め続けるアルピニズムにも憧れるけど、大人の山には余裕も必要です。